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ペイ・フォワード 可能の王国 [映画]

映画『ペイ・フォワード 可能の王国』を観た。ミミ・レダー監督作品。

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中学1年生になった最初の日、社会科のシモネット先生が出した課題は、“この世界を良くするためには何をしたらいいのか?”とゆうこと。そして、トレバー少年が思いついた方法は、“ペイ・フォワード”――人から受けた好意を別の人へ回す――というものだった。
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ひとりの少年が思いついた世界を変える方法、それが、“ペイ・フォワード”――人から受けた好意を別の人へ回す――。最初はホームレスの男の人、そしてイジメられてる友達、心に傷を持った先生、アル中の母。少年は世界をクソだと思っている。実際に世の中はいいことばかりではない。とゆーか、悪いことばっかりに見える。世界を変えようとどんなに少年ががんばっても、それはそんな簡単なことではないし、やっぱり世界はクソにしか見えないのだ。でも。小さなことだけど、少年のしたことがきっかけとなって、世界は変わっていく。その過程がいい。この作品は2つの時間軸があって、ある地点で過去が現在に追いつくようなちょっと変わった構成になっている。トレバー少年のストーリーと、善意を受けた記者が、これをはじめた人は誰なのかを遡っていくストーリー。そのふたつのストーリーが重なり、ラストへ・・・・。ラストは賛否両論だろうなぁ。私はそれはちょっとないだろうと思った。結局のところ、世界はクソなのか、どうなのか。それは観た人の判断に委ねられるのだろう。それほど期待してなかった作品だけど、私は泣いちゃったよ。トレバーを演じたハーレイ・ジョエル・オスメントくんの演技ももちろんいいけど、やはりシモネット先生を演じたケヴィン・スペイシーの演技がよかったなぁ。胸にしみた。アル中の母親を演じたヘレン・ハントもよかった。


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