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テッセラクト [映画]

映画『テッセラクト』を観た。原作はアレックス・ガーランドのベストセラー『四次元立方体』。オキサイド・パン監督作品。

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タイ、バンコクのとあるさびれたホテル。午後5時47分、突然停電する。この時、303号室に泊まるイギリス人の運び屋ショーンは、マフィアのボス、シア・トウを待っていた。同時刻、203号室では、ブツの奪還を目論みシア・トウを襲撃した殺し屋・リタが腹部に傷を負いながら潜んでいた。同じ頃、停電した客室ではベルボーイのタイ人少年ウィットが盗みを開始する。そんな中、心理学者のイギリス人女性ローザがこのホテルにやって来た。
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テッセラクトとは、四次元立方体のことらしー。そのタイトルが何を意味するのかははっきりいってよくわからなかったのだけど、4人のお互いに関わりのなかった人間が、お互いに影響を及ぼしたり及ぼされたりしつつ、次第に深く関わりを持つようになっていく様子が興味深い。最初は何がなんだかわからなくて、時間軸のズレ?も全く意味不明だったのだが、ひとつひとつがパズルのピースみたいな構成になっていて、それらが少しずつはまっていって最終的にちゃんとひとつのストーリーになってるのはおもしろいと思った。スローモーションを多用し過ぎるのは正直なところどうかと思ったけども。でもストーリーはすごくおもしろいし、映像にもどんどん引き込まれていった。ちょっと変わった作品だけど、こうゆうのは嫌いじゃない。


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